映画「マイ・インターン」に学び、ときめいた!

黑田よしひろ

2015年10月19日 11:39

映画「マイ・インターン」に学び、ときめいた!

10月18日(日)、久しぶりに映画「マイ・インターン」を観る。インターンとは、

主に医学研修医とか実習生の意。就業前の一定期間、実際の企業で働く学生のこと。

この映画では、若き女性経営者CEOのもとに配属された、70歳の元サラリーマンを

ロバート・デ・ニーロが渋く演じている。

 定年後を悠々自適に過ごしてきた70歳の男、ベン。独り暮らしの寂しさもあって一念発起。

インターンとして働き始める。

 ベンはなぜか彼女付きとなるが、当初、高齢者ゆえか疎まれる。しかし、次第に会社にとって

不可欠な存在になってゆく。人間関係に長け、会社内部のことによく気が付くベンはCEOや

社員たちの気持ちをつかんでいく。話しを良く聞き、決して目立とうとしない。そして、仕事の

内容には口出ししないところがミソ。息子や娘ほどの年齢の社長や社員に対して卑屈に

ならず、つねに自然な応対で接していく。おそらく、現役時代のさまざまな経験をうまく活かして

いるのだろう・・・。
 
 どこの世界でも、大先輩に期待されるのは経験の重みでしょう。でもその経験は時として傲慢

ゴウマンに転じることがあるので要注意。「老害」ではなく、「老益」。「嫌老」ではなく、「賢老」で

しょう。良く話しを聞くとは「傾聴」であり、そこに至るには謙虚さがいる。

 大いにこの映画から学ぶところがあったのです。

私も、人生の先輩たちの悩み・不安を解消すべく「60歳からの四苦(生・老・病・死)八苦よろず

相談所」を開設し、老後の暮らし方の法律的支援を初めています。この映画のベンのような気持

ちが大事なのだということ。インターン・学生の如く、向学心に燃えて・・・。

                   72歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。


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