養生のすすめとウイズエイジング
養生とは、生命のエネルギーを養うこと。充実した人生をおくるために養生するのです。
それには、①心の養生(天の氣) ②食の養生(地の氣) ③氣の養生(人の氣)の3つがあります。
最近は、「アンチエイジング」とかいろんな「健康法」もしくは各種サプリメントのCMがとても多く、
新聞・週刊誌でも、「終活」とかいってさまざまな情報が行き交っています。
やれ、「腰痛」にはこれが良いとか、「ふくらはぎのマッサージ」やら「認知症予防」や健康のため
には歩くのが良いとか、いや、走るのが良いとかいろいろです。
ここで「養生」といっていろのはそんな情報に振り回されるような生き方ではなく、「若さ」を取り
戻したいと頑張るアンチ(年齢に抗らう・抵抗するという意味)でもなく、むしろウイズエイジング
(年齢に順じる考え)な生き方の提案なのです。
そんな生き方は、無理をしたり我慢をすることではないのです。自然体でなければなりません。
加齢とは逆に、感覚・感性が豊かになり、ハート(ときめき・好奇心)があり、スマート(賢老)で、
シンプル(質素)な充実したライフワークの提案です。それを一言で言うと、「養生のすすめ」
なのです。
そして、温故知新(昔のことを学習し、そこから新しい知識を得る)という智慧と、人生の先輩・
先達から学ぶ謙虚さ、それに今まで常識だと思っていたことを見直す批判精神が、今、求めら
れています。それが「今どきの心の養生」です。
72歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。
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