「いま時の養生」とは ②
□これらの問題は、今から50年前にはそれほど考える必要がなかったし、現実に困
ったような状況ではなかったのです。それは、どこも「大家族」であったし、「向こう三軒
両隣り」の時代背景があったからです。でも今はそんな状態ではなく、ひとりで考えな
ければなりません。
■「いま時の養生」について、いま少し説明します。 わたしは、NPO法人でも業務
上、現場に近いというか、高齢者のかたがたに接する機会が多くあり、いま高齢者の
おかれた環境・状況ははなはだ深刻なものがあると受け止めています。
先ほどあげた三つの養生、①「心の養生」 ②「食の養生」 ③「氣の養生」に、
今を生きるわたしたちのいま時の養生として、④「教養としての養生」を追加する
必要があるのです。
*ここで「教養」という言葉を使いますが奇しくも「教えを養う」と書きますね。
円満な人格を養い育てるために豊かな知識や技術を身につけていくこと。と、
辞書にあります。 続く
73歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。
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