「静かな運動」ってなに?その魅力と極意とは ④
◇目指すべきは、生涯を通しての「ココロとカラダの健康」です。近年、「カラダの健康」
に重きをおかれ、「ココロの健康」が置き去りにされています。
巷では「健康法」といえば、「腰痛・ヒザ痛」の治し方とか、「猫背を治す」とか、「開脚」が
できるとか、最近では「ウォーキングの1万歩は多すぎる」といったカラダの部分・部位に
関心がいき、カラダの全体・全身についての見解が少ないのです。
川で言えば、川上の内面的な「ココロの事情」には関心を示さず、川下の外面的な
「カラダ」だけの運動に振り回されているように見受けられるのです。川の流れのごとく、
常に「ココロは川上」であって、「カラダは川下」なのです。本文では、「ココロ」の優位性
をお話ししたいのです。
仏教用語かと思いますが、「心身一如」とか「心身統一」あるいは「心・身ともの健康」
という言葉があります。これらの言葉でお氣づきでしょうか? 常に、「ココロ」が上位で、
「カラダ」が下位にあることを。
なぜこんなことを言うのかといいますと、昨今の「健康ブーム」と言われる風潮の中で、
どうも「カラダの問題」にばかり関心がいき、「ココロの問題」を軽視している現状に警鐘
を鳴らしたい心境なのです。 続く
74歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。
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