「静かな運動」ってなに?その魅力と極意とは ④

黑田よしひろ

2017年07月10日 09:35



 ◇目指すべきは、生涯を通しての「ココロとカラダの健康」です。近年、「カラダの健康」

に重きをおかれ、「ココロの健康」が置き去りにされています。

 巷では「健康法」といえば、「腰痛・ヒザ痛」の治し方とか、「猫背を治す」とか、「開脚」が

できるとか、最近では「ウォーキングの1万歩は多すぎる」といったカラダの部分・部位に

関心がいき、カラダの全体・全身についての見解が少ないのです。

 川で言えば、川上の内面的な「ココロの事情」には関心を示さず、川下の外面的な

「カラダ」だけの運動に振り回されているように見受けられるのです。川の流れのごとく、

常に「ココロは川上」であって、「カラダは川下」なのです。本文では、「ココロ」の優位性

をお話ししたいのです。

 仏教用語かと思いますが、「心身一如」とか「心身統一」あるいは「心・身ともの健康」

という言葉があります。これらの言葉でお氣づきでしょうか? 常に、「ココロ」が上位で、

「カラダ」が下位にあることを。

 なぜこんなことを言うのかといいますと、昨今の「健康ブーム」と言われる風潮の中で、

どうも「カラダの問題」にばかり関心がいき、「ココロの問題」を軽視している現状に警鐘

を鳴らしたい心境なのです。    続く

     74歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。

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