「静かな運動」ってなに? その魅力と極意とは ⑭
◇「運動」を始めるのに、先入観・固定観念はいらない! むしろ邪魔だ
だって子どもの頃、プールで「泳ぐ」ことを体験するのに、本を読んでからプールに
入りましたか? キャッチボールをするのに、DVDを観て知識を得てから始めましたか?
「運動」というのはそうではありません。まずは行動です。実践です。ランニングするなら、
真っ先に「シューズ」を買うでしょう。そんな感覚です。タイミングであり、閃ヒラメきです。
そして、人の動きを良く見てカラダで真似をしてみることです。それは、普段とは違う動き
であり、姿勢であり、呼吸だからです。初心者のうちはアタマで考えることなく、ただただ
謙虚にカラダで指導者の言うとおりに動いてみることがとても大切です。
いま時の人たちは、子どもの頃からの教育のせいか、知識やテクニックを吸収すること
にのみエネルギーを費やしているように思います。
「カラダを動かす喜び」、「自らの細胞や臓器が躍動する感覚」、「宇宙・大自然と一体と
なるような感性」が、シニア層の方々も含めて加齢とともに退化している風潮があるのを
とても「氣」にしています。 続く
74歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。
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