「ココロとカラダの柔らかさ+しなやかさ」を身につける ③

黑田よしひろ

2018年02月19日 09:51



 ◇「しなやか」とは、漢字で書くと「撓シナう」です。辞書には、①しなってたわむようす。

 ②やわらか。なよやか。③やさしいようす。とあります。これも説明の難しい言葉です

が、風に吹かれる柳の枝のように「しなやかに」、あるいは、厳しい寒さに耐えて咲く

「梅の花」のような強靭さの意味もあるでしょう。

 太極拳も人間関係も、円~るく、柔らか~く、しなやかにと意識した時に、ムダな動き

は、削られていきますし、「無心」になって集中力を高めると、力が抜け、自らのカラダが

円くなって、自由自在になる感覚を味わうことができます。

 これもいろいろな書籍を読んで学んだことですが、この「氣功+太極拳」は、単なる

健康法ではなく、「腰痛・ヒザ痛を治す」とか、「猫背を治す」とか、第2の心臓である

「ふくらはぎを柔らかくする」といった部分的なものではなく、もっと全身的・全体的

なものであろうということです。

 ひとり一人の人生を変えるほどの魅力が潜んでいるのではないか? ということが、

稽古を始めて5年後くらいから、少しずつ解かるようになってきました。  続く

    74歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。

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