「ココロとカラダの柔らかさ+しなやかさ」を身につける ③
◇「しなやか」とは、漢字で書くと「撓シナう」です。辞書には、①しなってたわむようす。
②やわらか。なよやか。③やさしいようす。とあります。これも説明の難しい言葉です
が、風に吹かれる柳の枝のように「しなやかに」、あるいは、厳しい寒さに耐えて咲く
「梅の花」のような強靭さの意味もあるでしょう。
太極拳も人間関係も、円~るく、柔らか~く、しなやかにと意識した時に、ムダな動き
は、削られていきますし、「無心」になって集中力を高めると、力が抜け、自らのカラダが
円くなって、自由自在になる感覚を味わうことができます。
これもいろいろな書籍を読んで学んだことですが、この「氣功+太極拳」は、単なる
健康法ではなく、「腰痛・ヒザ痛を治す」とか、「猫背を治す」とか、第2の心臓である
「ふくらはぎを柔らかくする」といった部分的なものではなく、もっと全身的・全体的
なものであろうということです。
ひとり一人の人生を変えるほどの魅力が潜んでいるのではないか? ということが、
稽古を始めて5年後くらいから、少しずつ解かるようになってきました。 続く
74歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。
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