「終活・基礎講座」 3時間目-お葬式は変わってきている①-3

黑田よしひろ

2018年12月10日 09:38



 ◇人生の節目でありセレモニー この「お葬式」なんですが、他の何々式と

いわれる卒業式、成人式、結婚式といった式典とどう違うのか、ここで考えて

みたいと思います。式典ですから、人生の節目であり、先生や両親・伴侶に

感謝をするものだという意味ではお葬式も同じものだと考えます。

 当然に、本人がこの式典に参加をし何らかの気持ちを伝えるものですよね。

 ところが、お葬式だけは、本人が参加できないものです。だって、本人は

故人となっているのですから・・・。

 そして、多いにやっかいな問題として、ただ肉体の処理をするだけのもの

ではないのです。千数百年前から、私たちのご先祖がこの人の「死」について、

多いに心を痛めたでしょうし、悩んだことでしょう。だからこそ、わたしたちは

今までお坊さんと葬儀社の言い分を聞きながら、周りの人もそうしているからと、

あまり考えもせず「お葬式」を執り行ってきたように思います。

 宗教的儀式なのか習俗・風習なのかも解らないままに・・・。皆さんは、どの

ようにお考えなのでしょう?

   75歳、高齢者・障がい者後見人のブログです

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