「アルツハイマー型認知症の方への接し方」 その3.
◇前回に続き、「アルツハイマー型認知症の方への接し方」につき、説明します。
今回のテーマは、「夕暮れ症候群」です。 *夕方になると、長年住んでいる家
なのに「もう家に帰ります」と言って出て行こうとする。
・見当識障害の症状 ・「家に帰ります」の「家」は幼少時育った家、実家をさす
ことが多い。 ・夕方は、夕食の用意、帰宅したり、何かとあわただしくなる時間帯。
そのときに、本人がポツンと何もしていないと訴える傾向がある。こんな状態を
「夕暮れ症候群」というそうです。
・好きなことをしているときには起こりにくい。 ・夕方にポツンとさせない工夫。
声かけ。 ・軽食やおやつを食べてもらう。 ・部屋を早めに明るくさせる。
数井裕光「認知症症状別対応ガイドブック」エーザイ株式会社発行より
76歳、高齢者・障がい者後見人のブログです
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