コロナ状況下、「いまこそ、家で読書をしよう!」その9.
◇国語辞典・漢和辞典を傍ソバに読書。それは、新鮮な「氣づき」でした。
著者のこの言葉を使った意図は? 作家の頭脳から溢れ出てくる、もしくは天上から
の啓示のごとく洗練された文章が光り輝く・・・。なるほど、こうした読み方をすると、なぜ
か、モノクロの文字がカラフルに香りを発するような満ち足りた思いがしたのです。一字
一句の意味が増幅され、執筆中の息づかいまで感じられるような、そんな氣持ちになっ
たのです(これは、スマホで読む文章では味わえない感覚だと思う)。
あゝ、今まではストーリーを知ればいいと考えていた読書が、辞書を傍ソバに置いて、
確認しながら読んでみると、著者からの直接に語りかけてくるような不思議な氣分を
味わったのです。自然発生的にそうなったのです。こんな読み方があったのですね。
それは、新鮮な「喜び」であり、私にとっては、永い人生の「春休み」。とても有意義な
過ごし方となったのです。
77歳、高齢者・障がい者後見人のブログです
関連記事