お医者さんが書く「心の養生」 ②

黑田よしひろ

2016年02月19日 15:43


 前二編で紹介しました本の著者はいずれも医師ですが、これから紹介する2冊も医師の

著作です。今どきの医療について患者となるであろう私たちへの明らさまなる現状の再認識

と問題提起がなされており、共に画期的な書物かと考えます。

 
 まずは、今どきのお医者さんはどんなことを言っているのか注目してみましょう。

『患者が治すがん治療』 著者は、医療法人札幌がんフォレスト癒しの森 内科・消化器内科

クリニック院長・小井戸一光さんです。

 この本の題名『患者が治すがん治療』をいま一度認識してみましょう。今まで私たちは

「医者が治すがん治療」と信じてきました。「お医者さんしか治せない」と思ってきました。

 この本を読んで医療への見方を大いに変えてみる必要があるのかもしれません。

 これって、私たちの志向する「攻めの養生」の一環かと考えるからです。このところ、「現状の

医療界にもの申す」的であって、「患者よ! 自覚・自立せよ!」といった本がどんどん出版

されるようになってきています。

 そして、なぜこの本を紹介したのかということですが、こういった新しい今の時代の知識・

知恵を日頃から学習し、脳裏に刻んでおくことが「心の養生」の一環ですよと言っているの

です。     72歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。



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