「楊名時氣功太極拳」と「意識力」について ②

黑田よしひろ

2016年06月20日 09:33


 □帯津先生の著書は多数読んできましたが、この『太極拳養生法』は、そのまえがきに

ある通り「太極拳賛歌」であり、太極拳を通しての養生という意味で、私たちにとって

ますますその魅力を感じさせるものであり、奥深さへの理解度を深めるものです。

 少し専門的な内容に終始しましたので、ここらで小休止のつもりで普段の私たちの

教室での雰囲気をお伝えしたいと思います。

 それは、「氣功太極拳」の稽古では、丹田タンデンとか経絡ケイラクとか、からだの内部を

開いても目にすることのないものを意識するということ。

 氣・血・水(体液)の流れと吐く息を意識的に行なうことによって、細胞の活性化を

はかり、内臓のマッサージをする。そして、日頃、あまり意識をしていない肩甲骨と

股関節を意識的に動かすことを自らのからだと対話しながら行っているのです。

 その時はのポイントは3つ。①「心とからだ」を一つにするイメージを持つ ②

からだのエネルギー・スポット「丹田」に「氣」をためる ③「治したい、癒イヤしたい」

ところを重点的にということです。

 私たちの「楊名時氣功太極拳」では、よく意識をすること(意念を用いて)の大切さ

と意識力・イメージ力を養成することの大事さを教わります。

 「どんな風に?」との疑問に答えて、以下に少し挙げてみます。  続く

     73歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。

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