「ココロもカラダもまあ~るく、やわらか~く」

黑田よしひろ

2017年09月12日 10:30


 ◇「ココロもカラダもまあ~るく、やわらか~く」楊名時ヨウメイジ師家の独特の口調

 楊名時師家は、立禅リツゼンやスワイショウを行いながら「心もからだもまあ~るく、

やわらか~く」と、ゆったりとした独特の口調で指導された由。

 「まあ~るく、やわらか~く」と同時に、「人と比べない、競わない、頑張らない」は、

今も教室の先生から良く聞く言葉です。

 *立禅は立ったままの姿勢で、禅の境地を求めるもの。太極拳を始める前と

終わった後に各3~5分ほど行います。カラダを正し、呼吸を正して、ココロの静けさ

を求めます。

 *スワイショウは漢字で書くと「用」の字の下に「しんにゅう」がついたような文字と

「手」。ポイと投げるという意味で、腕は「振る」というより胴体の動きによって、自然に

振られるようにします。自分がでんでん太鼓のようにカラダの中心から回転していき、

腕がブラッとカラダに巻き付いてくる感じになるのがコツです。

 全身に氣血をめぐらし、カラダ全体をリラックスさせ、便秘、肩こり、腰痛の予防、

治療に効果があります。   続く

    74歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。

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