「人と比べない、競わない、頑張らない」は、第2の人生の大事な考え方です①

黑田よしひろ

2017年10月17日 09:18



 ◇また、最近は、こんなことに氣づいています。

 「ゆっくり動く」というのは、一般的なスポーツに求められる「より速く・より高く・

より遠くへ」というオリンピック精神(西洋思想)のあり様とは全く違った考え方だと

いうことを。

 一方、自らのココロを見つめ、カラダへの対話を通して、ココロとカラダの「変化」

をじっくりと観察し、「大自然」からの恩恵に感謝するという「感覚・感性」を磨き、

総合的に意識を導くという東洋思想との違いなのだということをです。

 特にこの「楊名時太極拳」の教えは、「人と比べない、競わない、頑張らない」

のです。そうであるならば、「動きはゆっくり」となりますよね。

 いま一つは、病氣への免疫力・自然治癒力を高め、自律神経のバランスを求め、

「氣・血・水」の流れを良くし、特に下半身の筋肉を鍛えるという意味では、この

「ゆっくり動く」ことが、医学的にも良いと認められてきているのです。  続く

     74歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。

関連記事