2018年08月06日
質問⑥「生前準備」って、なに?
◇「生前準備」って、なに? いわゆる、”老いじたく”のことです。今は元気だが、
この先、病気になったり、介護が必要になった時の不安。あるいは、ひとり暮らしで、
突然に倒れたり、認知症や火災の心配があったり、はたまた、誰にも知られずに、
”死”を迎えるという事態になればと一層の恐れがつのります。そんな「もしもの時」
に備えて準備しておくのが、「生前準備」です。
実は、「認知症」もある日突然に発症するものではなく、60歳以降は、徐々に
前頭前野の刺激もなく退化とともに進行しているのです。
核家族化と単身世帯の増加により、家族のかたちが変わり、社会の価値観も
様変わりするなか、老後の人生をどう生き、そしてどう「逝く」のか。”子どもに負担を
かけたくないから、自分のことは自分で決めておきたい”とか、ひとり暮らしで、”周り
の方々にも迷惑をかけないよう、きちんと決めておかなければ”、そして、”いつまで
も「自分らしく」生きたい”と考える人が多くなっているのです。
本講座では、エンディングノートへの記述のすすめや、お葬式・お墓のこと、判断
能力が低下したときに備える「成年後見制度」と「遺言のすすめ」、及び葬儀・納骨の
予約ができる「生前準備システム」などを解説しています。こうした制度やシステムの
情報を知っておくことは、大事なことではないでしょうか。サポートしてくれるNPO法人
があることを知って、迷いや不安・心配といった肩の荷をひとつまたひとつと下ろし
ながら、「生前準備」を始めてみませんか?
75歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。
Posted by 黑田よしひろ at 09:22
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