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2015年11月03日

人生の先輩からの遺言・伝言・養生訓

『人生の先輩からの遺言・伝言・養生訓』・「今日から始める養生訓」①

 と題して、しばらくは本からの抜すいですが、ご紹介します。

 NPO法人をスタートしてこの10年間、わたし自身の老後の生き方・考え方、

スロー&シンプルライフについての学びとして。また、高齢者の皆さんの人生

90年時代に向けての「悩み・不安・心配ごと」に対する法律的な助言・アドバ

イザーとしての立場上、必要なこことして読んできた本の数々です。

 人生の諸先輩からの遺言(いごん)として、貴重な伝言(でんごん)として、

体験を踏まえた養生訓(ようじょうくん)として受け継ぎ、第二・第三の人生の

心の糧としたいと思います。

 タイトルに養生訓と書きましたので、まずは、江戸時代の『養生訓』(貝原益軒

・著)から平成の益軒さん(がん医者の帯津良一先生)が書かれた『今日から始める

養生訓』からの抜すいです。

 貝原益軒は江戸時代の人(1630~1714年)で、当時としては珍しく84歳まで生きています。

なんといっても『養生訓』(1713年上梓)という有名な著書が頭に浮かびます。

 読み直してみると、益軒がいう養生訓には、今の時代だからこそ必要だと思われることが

たくさんあります。健康法は枝葉といいましたが、枝葉も軽視できません。まずは、根っこを

しっかりと広げたうえでの枝葉なら、私はとても大切だと思っています。

 本書では、益軒の『養生訓』を読み解きつつ、本当の養生とは何か。どうすれば、生命の

エネルギーを高めて、幸福な生き方、死に方ができるのか。ということを、私なりの視点で

お話しできればと思います。 (『今日から始める養生訓』著者・帯津良一 出版・KKベスト

セラーズより)  続く

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Posted by 黑田よしひろ at 13:29 │ブログ