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2015年11月06日

『<達者な死に方>賢人たちの養生法に学ぶ』に学ぶ

『<達者な死に方>賢人たちの養生法に学ぶ』に学ぶ ①

 <達者な死に方>というユニークで不可解な題名に関心を示し、この新書を読んだ。

著者が帯津良一先生だからでもある。がんの医者であり、私が62歳から始めた

「楊名時氣功太極拳」の大先輩でもあられる方です。

 そこには、「江戸の先達に習えば、世界で一番幸福な最期を迎えられます」とあり、

貝原益軒85歳「長寿術」、白隠禅師84歳「呼吸法」、佐藤一斎88歳「酒の用」、

宮本武蔵62歳「不動心」といった当時としては長命な先人の生きざま、今でいう

ライフワークといったらいいのだろうか、それぞれの生き方・考え方・死に方・養生術

といったことが紹介されています。

 ”読書の楽しみ”とは、読者の考え方を修正したり、参考にしたり、納得したり、感動した

りするものでしょう。そして、感得したことは少しずつ自分の生き方・考え方に取り入れ、

学習し、変化をさせ、行動に移していくものだろう。こうして他人(作者)の考え方・価値観・

死生観といったことを味読・熟読し、体験するといったこころの成長・楽しみかと私は理解

しています。

 ですから、72歳の今も私はせっせと読書をして、前頭葉に刺激を与え、心の糧とし、

柔軟に変化し、成長していることを実感しています。

 ましてや、この新書は江戸時代の賢人たちの養生法に学ぶというのだから、そして

人生の先達の生き方・考え方・死に方・実践力を一氣に学習できるのだから、読まなけ

ればダメでしょう・・・。

 また、読書は、「認知症予防」にもなるのではないかと私は考えているのです。

ご同輩・中高年の方々にご推薦申し上げます。  続く

        72歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。







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Posted by 黑田よしひろ at 09:48 │ブログ