2015年11月10日
『<達者な死に方>練習帖-賢人たちの養生法に学ぶ』に学ぶ ④
そこで、『今日から始める養生訓』現代人にこそ貝原益軒の教え(著者・帯津良一)の新書の
まえがきから引用します。
養生というのは、文字通リ、生命を正しく養うことです。タバコや酒をやめるとか、ジョギング
をするとか、玄米を食べるとか、そんな安っぽいものではありません。生命というのは、躍動する
ことでエネルギーが高まっていきます。生命を躍動させるには、心がときめかないといけません。
タバコ一本、ビール一杯にときめけば、それは立派な養生です。
そして、大事なことは、いくつになっても、高い志をもって生きることです。明日死ぬとわかって
いても志はなくしてはいけません。私は、死ぬときが一番最高のエネルギーになるように生き、
そのエネルギーで一気に死後の世界に突入しようと言っています。その気持ちが、養生の
根底にはなければなりません。
いつから、養生が、健康法と同じように思われるようになってしまったのでしょう。生命を扱う
べき養生が、健康とか長寿という狭い枠で語られるようになって、人間の質も縮こまってしまった
ようにも思えます。
本物の養生が語られ実践されていたのは、私は江戸時代ではないかと思っています。戦乱の
ない太平の世の中で、人々はのびのびと生きていました。自分の内面を見つめ、人の生き方
にも敬意を表する余裕があったのでしょう。そういう中で養生の達人が登場します。
私は、『養生訓』の貝原益軒、臨済宗の名僧である白隠禅師、『言志四録』の佐藤一斎を
養生の三巨人と呼んでいます。本書では、彼らを軸に、本物の養生とは何かを紹介できればと
思っています。 と、あります。
映画でいうところの予告編の紹介です。今一度、じっくりと読書されることを重ねてお薦め
いたします。 72歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。
まえがきから引用します。
養生というのは、文字通リ、生命を正しく養うことです。タバコや酒をやめるとか、ジョギング
をするとか、玄米を食べるとか、そんな安っぽいものではありません。生命というのは、躍動する
ことでエネルギーが高まっていきます。生命を躍動させるには、心がときめかないといけません。
タバコ一本、ビール一杯にときめけば、それは立派な養生です。
そして、大事なことは、いくつになっても、高い志をもって生きることです。明日死ぬとわかって
いても志はなくしてはいけません。私は、死ぬときが一番最高のエネルギーになるように生き、
そのエネルギーで一気に死後の世界に突入しようと言っています。その気持ちが、養生の
根底にはなければなりません。
いつから、養生が、健康法と同じように思われるようになってしまったのでしょう。生命を扱う
べき養生が、健康とか長寿という狭い枠で語られるようになって、人間の質も縮こまってしまった
ようにも思えます。
本物の養生が語られ実践されていたのは、私は江戸時代ではないかと思っています。戦乱の
ない太平の世の中で、人々はのびのびと生きていました。自分の内面を見つめ、人の生き方
にも敬意を表する余裕があったのでしょう。そういう中で養生の達人が登場します。
私は、『養生訓』の貝原益軒、臨済宗の名僧である白隠禅師、『言志四録』の佐藤一斎を
養生の三巨人と呼んでいます。本書では、彼らを軸に、本物の養生とは何かを紹介できればと
思っています。 と、あります。
映画でいうところの予告編の紹介です。今一度、じっくりと読書されることを重ねてお薦め
いたします。 72歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。
Posted by 黑田よしひろ at 09:55
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