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2015年11月17日

☆中・高年の方々に一筆啓上! ⑨ 

☆中・高年の方々に一筆啓上! ⑨ 「認知症」とは?「認知症予防」について

 前回の⑧でしばらく幕を閉じます。と申しましたが、この「中・高年の方々に一筆啓上!」 と題する、

ブログがようやく反響が出てきたこともあり、いましばらくこのタイトルで発信することにします。

 それは、先日「NHKスペシャル シリーズ認知症革命 第1回 ついにわかった! 予防への道」 と、

「第2回 最後まで、その人らしく」 という番組を観たからです。これは、中・高年の方々にも是非知って

おいていただきたい情報だからです。 また、今、高齢者の5人に1人は 「認知症」、80歳以上になる

と2人に1人は 「認知症」になるといわれているのです。

 私は今まで 「認知症」 という病気は、「何も憶えていない、家族の顔や名前をも忘れてしまう記憶障害」

であり、「予防法・治療法」 もなく、徘徊や暴力行為などが進行し、最期には自分が自分でなくなる「人間

失格」 の烙印を押されるような状況と一般的に捉えていたからです。

 また一方では、この方は本当に 「認知症」 なのかと思えるほど、判断能力がしっかりとされ、こころも

感情も当然のごとくお有りになる高齢者の方々とも接してきました。それは、NPO法人の業務上、特別

養護老人ホームや有料老人ホームに伺い、高齢者の方々の「悩み・不安・心配ごと」 の法律的相談を

お受けする時に、良く体験することです。

 そして、今どきの高齢者(65歳以上の方)が最も怖れている病気は、ガンではなく 「認知症」 だという

ことを私はヒシヒシと感じています。それは、ガンは病気であることが自覚でき、余命何カ月と宣告され

れば、それなりの覚悟ができるでしょうから、ある意味、納得ができる病気でしょう。ですが、 「認知症」

という病気は、本人には自覚症状がなく、治療法もなく、場合によっては家族や他人に相当に迷惑を

かけるというのですから、皆さんが怖れるのを理解できるのです。

 ところが、NHKスペシャルでの番組では、 「認知症」は予防できる! そして、治療薬も開発され、

臨床データを収集し、良好な結果も出てきているとのこと。この報道を観てとても驚いているのです。

 未来に大いに希望が持てるとの感想です。  (続く)

                   72歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。



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Posted by 黑田よしひろ at 12:51 │ブログ