2015年11月22日
☆中・高年の方々に一筆啓上! ⑯ 第1章<心の養生>「養生のすすめ」について
☆中・高年の方々に一筆啓上! ⑯ 第1章<心の養生>「養生のすすめ」について
養生とは、生命いのちのエネルギーを養うこと。充実した人生をおくるために養生するのです。
それには、①心の養生(天の氣) ②食の養生(地の氣) ③氣の養生(人の氣) の大切な3つが
あると言いました。その中でも、 ①心の養生が今どきの中・高年世代に最も大事な事柄です。
なぜなら、「心」の部分はその人の考え方、価値観、人生観によって、大いに影響され判断される
人の中枢部分であり、土台の部分だからです。
その「心」の修養と自立を考えずに、単なるからだの健康のみを求めても、その効果と成果は片
寄ったものとなるでしょう。
これら3つの「養生」に留意し、日ごろの生活習慣を見直し、これからお話しする ④「教養としての
養生」を加味した「生活心得」が、「今こそ『養生力』!」です。
50歳の時は、その5年後・10年後の目標を設定し、60歳の時は、それこそ「還暦」なのですから、
生まれ変わるつもりで、自らの「本当の生き方」を発掘し、再生しなければなりません。今までの
延長線上での考え方では、新しい自分を発見することはできません。50・60代の方々には「再生
力」といった方が解かりやすいでしょうか?
囗「定年」といったって、それは会社が決めた「定年」であって、自らの定年は自らが決めてください。
まだまだ、あなたはやらなければならない使命があるはずです。これから、20年も30年も生かされ
るのですから。
では、60歳・65歳の時には、どう考えるか? それには、自分が何をしたいのか、何のために生
きているのか、今一度、自らの人生と向き合ってみてください。 ”何もすることがない。意欲もない”
とか、”新しいことにチャレンジする氣力がない”などと言わんでください。 ”もう、年だから”と、自分
の人生に言い訳をしないでください。可能性を摘まないでください。「夢」を捨てないでください。
時には、禅寺に行って坐禅を組むも良し、墓参りに行ってご先祖と対話するも良し、自分の内側
との対話を試みてください。
わたしの場合は、62歳で「楊名時氣功太極拳ようめいじ・きこうたいきょくけん」に出会ったことで、
それからの10年間が劇的に進化し再生できたことを実感しているのです。
今どきの大台は、80代ではありません。今どきの大台は、90代をいうのです。何もしないで、のん
びり過ごすのも人生かもしれませんが、70歳を超えても「加齢」を理由にするのは、まだまだ早過ぎ
ます。あなたにはまだまだやっていただきたいのです。変わっていただきたいのです。
健康である限り・・・。 (続く)
72歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。
Posted by 黑田よしひろ at 10:51
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