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2015年11月22日

☆中・高年の方々に一筆啓上! ⑰ 第1章<心の養生>「養生のすすめ」について


☆中・高年の方々に一筆啓上! ⑰ 第1章<心の養生>「養生のすすめ」について

 わたしがお話しする「今どきの養生」は、単なる腰痛・ひざ痛を治すこととか、若返りのからだづくり

といった部分的な「健康法」ではありません。もちろん単なる健康・長寿を目指すことも大事だとは思

います。しかし、わたしたちが求める「養生」はそれだけで充実・満足するものではありません。

 全身的で、大自然との一体感があって、自力・他力の恩恵を感得するようなものでなければなり

ません。ひょっとしたら、腰痛もひざ痛も生活習慣として「心・食・氣の養生」に目覚めた時に、治癒

ちゆされることになるかもしれません。

 ですから、これからお話しする「養生」といっているのはそんなからだの部分的な健康情報に振り

回されるような生き方ではなく、「若さ」を取り戻したいと頑張るアンチ(年齢に抗らう・抵抗するという

意味)でもなく、むしろウイズエイジング(年齢に順ずる考え)な価値観と、『養生力』の養成および

「心・身ともにある健康と大安心」の心がけを生活習慣にするという全身・全霊的な生き方の提案

です。

 そんな生き方は、無理をしたり我慢をすることではなく、自然体でなければなりません。加齢とは

逆に、感覚・感性が豊かになり、ハート(ときめき・好奇心)があり、スマート(賢明)で、シンプル

(少欲知足しょうよくちそく)な充実した生き方なのです。

 わたしたちは、明治・大正・昭和・平成とそれなりに必死に生きてきて、さあ~、これからの第三・

第四のステージをどう過ごし、どう生きるのかを考えた時に、今の長命・長寿の時代で、わたしたち

がついぞ忘れていた「養生」という言葉を思い起こし、学習・修養していくことの大切さを提案したい

と思うのです。

 そして、生涯をかけて「充実した生き方・生きがいのある人生」を自らの「養生道」として形成され、

自らの再生と可能性に向け挑戦していただきたいのです。

 それは、今までの考え方と生活習慣を少し変える勇気を持って、「心・身ともにある健康と大安心」

を求め修養することです。 (続く)

                  72歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。



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Posted by 黑田よしひろ at 11:32 │ブログ