2015年11月24日
☆中・高年の方々に一筆啓上! ⑳ 第1章<心の養生>「今どきの養生」とは
☆中・高年の方々に一筆啓上! ⑳ 第1章<心の養生> 「今どきの養生」とは
ここで、50、60代の方々に質問です。「ご両親は健在ですか?」 「ハイ、二人ともなんとか
元氣です」それは、結構です。それでは、これからご両親に起こってくるであろうことを具体的に
考えておかねばなりませんね。
お金(年金)のことはこの際おいておいても、生活習慣病、うつ病、認知症、老老介護、遠距離
介護のこととか、認知症にともなう成年後見制度、延命治療、リビング・ウイル(終末期の医療・
ケアについての事前指示書)、終ついの棲家すみか、相続、遺言書、遺品整理、葬儀・納骨・供養
などなど・・・。 ご両親にエンディング・ノートをお渡しして記していただきながら、お互いに確認して
おかれることをおすすめいたします。
二人で協力して事の処理を図るといっても体力的に難しいといったこととか、特におひとり様の
場合、ひとりで判断し、相談する相手がいないという方が結構多いのです。
これらの問題は、今から50年前にはそれほど考える必要がなかったし、現実に困ったような状況
ではなかったのです。それは、どこも「大家族」であったし、「向こう三軒、両隣り」の時代背景が
あったからです。でも今はそんな状態ではなく、ひとりで考えなければなりません。
先日も、わたしの出身地の大阪市東住吉区を久し振りに歩いてきたのですが、子どもの見守りを
されていたわたしと同年代と思われる方に話しかけました折、”この辺りも年寄りで一杯ですわ。”
と言っておられました。そして、小規模な介護施設やグループホーム、ヘルパーさんの派遣事務所
とかが増えており、そして、手つかずの状態の空き家の多さに驚きました。 (続く)
72歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。
こ
Posted by 黑田よしひろ at 10:37
│ブログ