2016年01月30日
藤原和博さんが書く「心の養生」続き
高齢者の方々に接する機会が多い私にとりましては、この「2020/30年問題」は、もうそこに
やってきているとの認識です。6年後、16年後といった悠長な問題ではないのです。
私も「老後」のことを具体的に考え出したのは、60歳の還暦以降であったので、エラそうなことを
言うつもりはないのですが、仕事柄、高齢者の方々とお会いする機会が多く、相談・依頼があれば
時には有料老人ホームや特別養護老人ホームといったところに訪問したり、ご自宅に伺って、2、
3時間、人生相談やら法律相談にのったりしてお話しするうちに、いつも考えこんでしまうことが
あるのです。
それは、いま依頼人から相談を受けている方々の状況は、私の5年後、10年後の姿ではあるま
いか? そのように思えて今から考えておかねばならない心境になるのです。
この超高齢社会は個人にとっても社会にとってもかなり深刻な様相を呈することになるのでは
ないかとの懸念です。
私は60歳の還暦を迎えた時、まずは、こう思慮しました。
①これから新しい仕事と趣味、それに新たな生きがいを持つこと
②死ぬまで現役で社会と関わっていき、次世代に伝える何かを発掘すること
の2つです。「死」まで充実した生き方がしたいからです。
72歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。
Posted by 黑田よしひろ at 10:16
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