2016年02月07日
「病気にならない生き方」とは
『養生訓』 人の元気は、もと是コレ天地の生ずる気なり。是人身の根本なり。(巻第一の八)
人間の内側から湧き出る「元気」は、もともと天地のあらゆるものを生まれさせる「氣」と
同じもので、それが人間の心身を根本から支えており、人間が生きていくうえで、非常に
重要なものだと益軒が考えていたことがわかります。
人の身は、気を以モッテ生の源、命の主とす。故ユエニ養生をよくする人は、常に元気を
惜しみてへらさず。静にしては元気をたもち、動ゐては元気をめぐらす。(巻第二の四四)
益軒は、人の生の根源は「氣」であって、それが命の主人であるとしています。
だから健康であるためには、静かにしているときも、動き回っているときも、常に氣が
満ちている状態を保つように心がけるべきだ、といっているのです。
つまり、氣が全身にめぐり、みなぎっている状態が「元気」だということです。そしてその
ためには、体を動かさなくてはならないといいます。
『「養生訓」に学ぶ! 病気にならない生き方-元気で人生を楽しむために
大切なこと』 著者・下方浩史/発行・素朴社 より
72歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。
人間の内側から湧き出る「元気」は、もともと天地のあらゆるものを生まれさせる「氣」と
同じもので、それが人間の心身を根本から支えており、人間が生きていくうえで、非常に
重要なものだと益軒が考えていたことがわかります。
人の身は、気を以モッテ生の源、命の主とす。故ユエニ養生をよくする人は、常に元気を
惜しみてへらさず。静にしては元気をたもち、動ゐては元気をめぐらす。(巻第二の四四)
益軒は、人の生の根源は「氣」であって、それが命の主人であるとしています。
だから健康であるためには、静かにしているときも、動き回っているときも、常に氣が
満ちている状態を保つように心がけるべきだ、といっているのです。
つまり、氣が全身にめぐり、みなぎっている状態が「元気」だということです。そしてその
ためには、体を動かさなくてはならないといいます。
『「養生訓」に学ぶ! 病気にならない生き方-元気で人生を楽しむために
大切なこと』 著者・下方浩史/発行・素朴社 より
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Posted by 黑田よしひろ at 09:45
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