2016年02月15日
「ゆっくり生きる」とは ③
ことに、第1章 「ゆっくり」を意識するだけで体は変わる
「空を見上げるだけで、体の状態が瞬時に変わる!」という項目のところで実例を
あげて「意識的にリセットすることが大事」との記述があります。ここの部分で、この
内容が本当にそうなんだ!と、思い当たる出来事がかって私にはあったのです。
56歳の頃、原因不明の「うつ病」に近い状態になったことがあり、いわば「大人の
引きこもり」の状況で人に会う気力がなく、会社に行くことがつらいと思う心境だった
時の話です。
約半年間、当時はまだ「うつ病」という精神上の病気が新聞紙上でもとりあげられる
ことがなく、病院に行って治すものだという知識がなかったのです。
そんな時、息子が気を遣ってくれて、私をドライブや魚釣りに連れていってくれ、
魚釣りは小学生以来のことでした。
なんと久しぶりの私の方が、時々は通っていた息子より先に魚が釣れた時には、
本当に驚いたものです。全く自信のない状態の自分の小さな行動(釣り針にエサを
つけて貯水池にサオをおろした)に、自然の一部(魚)が反応してくれたことに感激を
したというと大ゲサでしょうか。
自分も自然の一部分なんだと実感したものです。(一方では、魚がかわいそうに
なって口に引っ掛かった針を取ることができず、息子に声をかけて取ってもらったり
しました)。 続く
72歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。
Posted by 黑田よしひろ at 09:27
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