2016年05月23日
第2章 <食の養生> 「いのちのうつしかえ」とは ①
かって、私が「氣功太極拳」の教室に通い、「養生」について考えていた
頃、同時に「男の料理教室」にも通っていた頃のことです。
「食の養生」についてもっと学びたいと思い、『「いのち」を養う食』著者・
佐藤初女サトウハツメさんを読み、感動とともに関心してしまいました。
1921年のお生まれ。1992年に青森県・岩木山麓に「森のイスキア」
を開く、とあります。以下に引用させていただきます。
九 「火は神聖なもの」ということを忘れずに
たとえば、ほうれんそうをゆがくとき、ほうれんそうにも「いのち」があって、
生きているわけです。その「いのち」を生かすためには、どうゆがけばいいかと
考えますね。ゆがいていくうち、ほうれんそうがお湯の中で一瞬、輝くときが
あるんです。
それが「いのちのうつしかえ」の合図です。(中略)
今日のほうれんそうと明日のほうれんそうでは、ひとつとして同じものは
ないんです。「いのちのうつしかえ」のタイミングは、それぞれのほうれんそうに
寄り添って、様子を見ながらでないとわかりません。
自分の目で見て、自分の感覚を使って、料理することが大事なんですね。
続く
73歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。
Posted by 黑田よしひろ at 09:02
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