2016年08月05日
被後見人・Sさんの場合 ①
私も帯津先生の言われる「気功的人間」を日頃から目指しており、その想いで
NPO法人の業務に取り組んでいるのですが、ここである体験談をお話しします。
「大阪日日新聞」というところから取材を受け、NPO法人生前契約(今の高齢者・
障がい者後見人の会)が記事として紹介され、その記事をご覧になった86歳の男性
からの依頼です。
この方は、認知症ということではなく、若い頃の結核の症状を長期入院とリハビリ
で快復されたのですが、それこそ「養生」には相当、気を遣って生きてこられたという
方です。そんな事情で結婚歴がなくお子様がおられませんでした。
お会いしたときは、医者に余命1年といわれ心臓の具合が悪く一人で外出ができず、
病院に行くのも近所にお住まいだった妹さんが付き添っておられたのです。
隔日にはヘルパーさんが来ておられ、銀行・役所などのご用やお兄さん(Sさん)の
必要な買い物などは、その妹さんが献身的に尽くしておられました。
ご自身の終末を予期されたのでしょう。この際、確実な遺言公正証書でということで
翌年1月に公証役場に車椅子でお出かけいただき、作成されたのです。
その時の「遺言執行者」を私(黒田)に指定していただきました。 続く
73歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。
Posted by 黑田よしひろ at 09:05
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