2016年09月02日
被後見人・Sさんの場合 ④
□介護タクシーでご自宅までお送りしたのですが、門前で「黒田くん、連れていって
くれてありがとう」と涙ながらにお礼の言葉を言っていただきました。
80有余年の終末期のこのような方の苦労話しをお聞きしたり、ひとり一人の
生きざまを通しての人生観や死生観といったものにも触れ、時には宗教的な話しが
できることは大変に勉強になり、私を弟のように思ってくださることに仕事を離れて
生きがいを感じる瞬間でした。
その年の10月にポックリ亡くなったと妹さんからお聞きしました。もちろん葬儀に
参列させていただき、ポックリ寺に行ったときに撮影した笑顔の遺影に向かって
話しかけたりいたしました。 例によって「般若心経」を唱えておりました。
49日の法要後、各相続人に対し遺産分割の手続きに入ったのです。
*ここで、「遺言公正証書」について説明しておきます。公証人(元・検事とか
裁判官といった法律の専門家)がおられる公証役場で、証人2人立ち合いのもと
作成する「遺言」のことです。「自筆証書遺言」などというのもありますが、この「遺言
公正証書」が最も安全で確実なものとして、その数は年々増えています。 了
73歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。
Posted by 黑田よしひろ at 09:16
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