2016年09月23日
『老後ひとりぼっち』という新書 ③
□「女房より先に死ぬから大丈夫」は妄想
本文の記述をそのまま紹介します。男性を悪く言う気はないが、男性、特に日本の
男性は社会や経済のことには詳しいが、自分の生き方や老い方については、あまり
関心がないように見える。 長生きはとかく女性のこととして思われがちだが、なんの
その、男性のことでもあるので、ひとりになった時のことは考えておくべき重大なテーマ
ということになる。ひとりの老後を送る心と知識の準備なく、女房に先立たれた男性の
多くは、取り残され症候群にかかり、孤立の壺の中で泣き続けているのが見える。
(中略)「老後ひとりぼっち」を自分のことと捉える男性がもっと増えたら、そして、
男たちが声をあげだしたら、この日本の福祉も変わるのではないかと、期待している。
と、あります。
私(黒田)の「老後ひとりぼっち」の体験からいっても、人生の先輩として60・70代の
男性諸氏に申し上げたい。ひとりぼっちの心の準備と覚悟を持って、日々をより充実
して生きていくためにも、今からお互いを支援する学びの場みたいなものを考えたいと
思う。
「老後ひとりぼっち」の方々及びその予備軍の方々、どうかご賛同をいただき、
アイデアをお寄せください。 よろしくお願いします。 続く
73歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。
Posted by 黑田よしひろ at 11:03
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