2016年09月29日
「地域を支える高齢者サポーター」という提案
□『老後ひとりぼっち』という書名をそのまま使うと良くないよという友人からの指摘に
より、これからは「高齢者ひとりぼっち」という語句を使用します。
高齢(65歳以上)でひとり暮らしの方及びその予備軍の60歳以上の特に男性に向け、
私見と提案を述べていきたいと思う。 ここでは、「ひとり暮らし」ではないが、いわゆる
「同居内離婚」のような状況で、夫婦の会話もあまりなく、一緒に映画を観たり旅行などを
していない精神的に「寂しいひとり」も含みますよ。
少し、数字のことで恐縮ですが、全国推計によると「65歳以上、過去最高3461万人」で、
総人口の3割に限りなく近づいているとのこと。3人に1人が高齢者なんです。電車の中でも、
あたりを見回しても高齢者が本当に多くなっています(当然に私も貴兄もこの数字のなかに
入っています)。
そして、65歳以上の単独世帯は486万9000世帯。その割合は9.91%にのぼり、およそ
10世帯に1世帯が65歳以上の単独世帯とのことです(私もそうです)。
その65歳以上のひとり暮らし高齢者の増加が男女ともに急激であるとのこと。そのうち、
日本は「ひとりで過ごす老人ばかりの国」になる、ということなのです。
そう、貴兄も貴兄の奥さんも誰もが「高齢者ひとりぼっち」になる可能性があるのです。
ですが、私は決して悲観的に考えているのではありません。この世界のトップを走る超高齢
社会の「生き方・過ごし方」のノウハウもしくはシステムは、次々に超高齢社会を迎える隣りの
国、韓国・中国にいずれ輸出できる重要な資源となるのではないかと予感しているのです。
続く 73歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。
Posted by 黑田よしひろ at 10:14
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