2016年10月04日
「エンディングノートへの記述のすすめ」
□前回のブログでは、エンディングノートへの記述の大事さについて体験談を述べ
ました。エンディングノートへの記述は、ひとり一人にとっては突然の病いと死についても、
これからの「生・老・病・死」について考えることは、「心の準備」ともなり、自分で病気を予防し、
治癒し、治療する際の「きっかけ」になるのではないかと思います。
そして、元気なうちに「意思表明」をしておき、家族にその「想い」を伝え、「ひとり暮らし」
の高齢者にとっては生前の相談事や死後の事務処理についても、真に信頼できる第三者
を探しておくことです。
私たちは、「60歳」を過ぎると、「死」に向かって生きているといっても過言ではないのです。
ひとりで永い「老い」を生きるということです。それでも貴兄は考えることから逃げていき
ますか? 面倒なことと思われますか?
まことに偉そうに言って申し訳ないが、時には滝に打たれて心身を浄めてみるとか、坐禅
を組んでひとりで考えてみてください(私は還暦の60歳の時に高野山の宿坊に行って坐禅を
組み、空海さんかご先祖の声を聴いたように思います。)。そして、自分のことを考えた先に、
「人のお役に立とう」という想いが芽生えてくることになるでしょう・・・。
自分のことだけを考えていては、「人生もったいない!」し、「誰にも必要とされない高齢者」
のひとりにはなりたくないものです。私はただただ40・50代の人たちから「老害」といわれる
「人生の先輩」になりたくないと謙虚に努めているだけです。 続く
73歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。
Posted by 黑田よしひろ at 09:47
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