• 活動内容

2016年10月08日

「恩返し」と「恩送り」という言葉について ①


 □以前のブログで、「恩返し」という言葉を使ったのですが、高齢者の中には”俺は世の中から、

恩を受けたことはない。だから返すなんてことは考えないね。”などというヘソ曲がりな言葉を

吐く方がいるので、ここで「恩送り」という言葉があることをお伝えしよう。

 「恩送り」とは、見返りを求めることなく他人に社会に善行を施すことです。今まで良き先輩や

同僚から家族、地域から知るや知らずのうちに私たちは「恩を受けてきている」はずなのです。

 この世から受けてきた「恩」もしくは「縁」と言ってもいいのですが、これも「見える恩・縁、

見えない恩・縁」に関わらず、60歳を過ぎた人たちはこれらを「返す」というのがイヤならば

「送る・伝える」という意識をもっていただきたいのです。それが、「恩送り」という意味です。

 なぜにこんなことを言うのかというと、私も高齢者のひとりですが、最近の高齢者の中に

困ったことに「傲慢ゴウマン」な人たちがいることを散見するからです。少なからず「謙虚さの

欠いた」高齢者があちらこちらにいるのです。

 最近起こる事件の中に、必ずといってもいいくらい「高齢者」がかかわっていることを、

皆さんご存知でしょう。  続く

    73歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。

  


同じカテゴリー(ブログ)の記事画像
倍増する認知症に漢方サプリメントを作られたメーカーのご紹介
NHKあさイチの成年後見人特集を拝見して
91歳、Mさんの場合・後見人と遺言執行人の契約について その4
91歳、Mさんの場合・後見人と遺言執行人の契約について その3
91歳、Mさんの場合・後見人と遺言執行人の契約について その2
91歳、Mさんの場合・後見人と遺言執行人の契約について その1
同じカテゴリー(ブログ)の記事
 ❖エンディングノートはお守り代わり・その3. (2024-11-23 10:29)
 ❖エンディングノートはお守り代わり・その2. (2024-11-16 10:26)
 ❖エンディングノートはお守り代わり・その1. (2024-11-10 09:09)
 ❖認知症になる前に契約する「任意後見人」④ (2024-11-02 15:06)
 ❖認知症になる前に契約する「任意後見人」③ (2024-10-26 14:24)
 ❖認知症になる前に契約する「任意後見人」② (2024-10-19 09:17)
Posted by 黑田よしひろ at 10:41 │ブログ