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2016年10月10日

「真田丸」での「きり」の強烈な言葉・セリフについて


 □昨夜のNHK大河ドラマ「真田丸・伝説名将真田幸村誕生」では、特に「きり」の強烈な

言葉・セリフがあり、記憶に残るシーンがあった。憶えておられるでしょうか?

 九度山での生活を楽しんでいた信繁のもとにある人物が訪れ、大阪城で家康を相手に

戦ってもらいたいと懇願するも、断った。

 だが、信繁が「父のような大軍を率いた経験がない、勝てる自身がない。しかも、囚われ

の身だから」と、大いに逡巡していた時に、「きり」の箴言が信繁を動かした見事なセリフの

ことである(史実はどうあれ、見事な脚本だと思う)。

 「げんじろう、何を迷っているの? あなたを頼りにしている人たち(秀頼・茶々・石田光成

など)のことを考えたことがあるの? 勝てないなんて、やってみなければ解らないじゃない!

 若いころ、「きり」があこがれたあの時の輝いた目と大いなる理想はどこに行ったのよ?」

みたいなことを確か言っていたのです。

 私にも、グサッと胸に突き刺さる言葉でした。「そうだよな、俺も若いころ、輝いた目と大いなる

夢・理想があったよな」と。ついでに、あなたにもこの「きり」のセリフを投げかけたいと思う。

 高齢者諸氏よ! 今一度、もう一度「あの時の輝いた目と大いなる夢」を発掘しましょう!

 「人生90年」といわれる70歳からの20年、60歳からの30年という膨大な時間があるの

だから。 「何を逡巡しているのですか? 何を諦めているのですか? 人生の言い訳を

考えているんでしょう? それは、あなたの人生を逃げていることなんですよ!」

 明るく・健康で・充実した毎日を過ごせるよう、自らにムチ打って「老化・退化」の進行を

ここでくい止め、さらに活性化できるよう少しの努力に励みましょう。

 貴兄にとっての「新生・幸村の誕生」です。では、一度、九度山を訪ねてみましょう。 了

     73歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。

 



 


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Posted by 黑田よしひろ at 10:30 │ブログ