2017年01月06日
2時間目:健康法・呼吸法・養生法そして「攻めの養生」について学ぶ②
□「養生」は古くて新しい言葉です。 永遠に朽クちない「人の一生」にとって最も大切な
言葉であって、しかも、日々の「生活習慣」の中で、心・身ともに心がけなければならない
大事な言葉ではないでしょうか。
日本では、江戸時代の『養生訓ヨウジョウクン』に始まって、白隠禅師ハクインゼンジは虚空コクウ
と丹田タンデン呼吸法の元祖であり、佐藤一斎『言志四録ゲンシシロク』では「死して朽クちず。
明日死ぬとわかってもするのが養生」との記述があります。
それが脈々と明治時代の中村天風や植芝盛平へと承継され、昭和に入って、藤平光一
に続き、いま、わたしが「平成時代の養生の三巨人」として紹介するかたがたに受け継がれ
ているのです。
「養生-生命のエネルギーを養う」というのは、人の「生・老・病・死」の四苦に関わること
だけにその領域は広い。「生の養生」、「老の養生」、「病の養生」、「死の養生」といった
具合に、その考え方と価値観は多岐にわたります。 続く
73歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。
Posted by 黑田よしひろ at 10:29
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