2017年01月10日
2時間目:健康法・呼吸法・養生法そして「攻めの養生」について学ぶ④
□続いて、わたしが「平成時代の養生の3達人」として紹介するかたがた
*楊 名時(よう・めいじ) 1942年、中国山西省五台県に生まれる。1948年、京都大学
法学部政治家卒業後、東京中華学校長を経て、大東文化大学名誉教授等を歴任。
独自の流派としての「楊名時太極拳」を創始したのは、1960年。古来、中国に伝わる
108の動作を24に絞った「簡化24式」を取り入れ、独自の呼吸法と、大河の流れの
ようにゆったりとした動作をそこに加えた。闘うための技ではない。健康法としての舞だ。
平成17年没。現在は、師家の長男である楊 進(よう・すすむ)さんが、NPO法人
日本健康太極拳協会理事長、太極学院長として継承されています。
*五木寛之(いつぎ・ひろゆき) 両親と共に朝鮮半島に渡り、小学校時代をソウルで
すごす。中学1年の時ピヨンヤンで敗戦を迎え難民生活ののち、38度線をこえて南へ
脱出、福岡へ引き上げる。67年に直木賞を受け、衝撃的なデビューをはたす。
吉川英治文学賞を受賞した長編『青春の門』は、発行部数が2200万部をこえるロング
セラーになり、文庫発行時の初版部数100万部(上下巻)は現在も出版界最大の記録
となっている。著書は、『生きるヒント』、『大河の一滴』、『日本人のこころ』、『百寺巡礼』、
『気の発見』、『元気』、『人間の覚悟』、『親鸞』、帯津良一さんとの共著『健康問答①②』、
『養生の実技-つよいカラダでなく』、『きょう一日』、『下山の思想』など多数。
*帯津良一(おびつ・りょういち) 61年東京大学医学部卒業。82年埼玉県川越市に
帯津三敬病院を開設し院長となる。現在は同名誉院長。西洋医学に中国医学や代替
医療を取り入れ、ホリスティック医学の確立を目指す。現在、医療の東西融合という新
基軸を基に、ガン患者などの治療に当たっている。2002年「楊名時健康太極拳21
世紀養生塾」を設立、塾頭となる。著書に、『気と呼吸法』、『がんになったとき真っ先に
読む本』、『身近な人がガンになったとき何をすべきか』、『帯津流がんと向き合う養生法』、
『気功的人間になりませんか』、五木寛之さんとの共著『健康問答①②』、『図解・病気を
治す 自然治癒力の高め方』、『1日1分の呼吸法』等々がある。 続く
73歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。
Posted by 黑田よしひろ at 09:55
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