2017年01月16日
「守りの養生」と「攻めの養生」について
□がん医者の帯津先生は次のように言っておられます。私は、健康で長生きをする
ことを目指す養生を「守りの養生」、「生命のエネルギーを高めるときめきの養生を
「攻めの養生」と呼んで区別してきました。
これからは、守りの養生ではなく攻めの養生なのです。そして、氣功は中国古来の
養生法で、その定義は「生気を養うことを目的とする自己鍛錬法」です。わかりやすく
言うと、自らの力で命のエネルギーを高める方法、自然治癒力を高める方法です。
この自然治癒力という捉え方、これが西洋医学にはないものなんですよ。と。
また、作家の五木寛之さんは、『きょう一日』という本の中で次のように書いて
おられます。健康法と養生とのあいだには、微妙な差がある。健康法のほうが、
よりプラグマチック(実利的)で、養生にはどこか精神的な感があります。
そして、健康法は、身体を大切にする方法です。それに対して養生は、命を
大事にする生き方です。ほんのちょっとした違いではあります。だが、ちょっとの違いは
何かがある。そう思って今日まで養生につとめてきました。
「あす死ぬとわかっていても、やるのが養生」。健康法ならそういう状況ではやらない
かもしれない。しかし、養生はあす死ぬとわかっていてもやる。そこが違うような氣が
するのです。とあって両者の見解は良く理解できることと思います。 続く
73歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。
Posted by 黑田よしひろ at 11:36
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