2017年09月17日
「楊名時太極拳」の7,8年の頃。カラダが硬いのは、アタマも硬いのでは? ①
◇この頃になりますと、次第に「太極拳」の特徴が見えてきました。それは、
①柔軟性です。動きが軽く柔らかい。硬く力を入れたり力むことがなく、のびのびと
動きます。まあ~るく、やわらか~くです。
②統一性です。意識と動きを一致させる。意識と動きを呼吸でつなぎ、注意力を
集中させます。部分・部分の動きを全体として統一させるのがスムーズで、
美しい。
③連続性です。はじめの姿勢から終わりの姿勢まで24全部の形を切れ目なく
連続して行う。この一連の流れを「套路トウロ」といっています。「道」なのです。
各自のペースに合わせて水が流れるように動く。一つに形の終わりは、
次の形への始まりです。
④円運動です。ヒトの自然の動作--まげる、ひねる、のばすを円運動を基本に
バランスよく組み合わせてあるから、動きに無理がありません。動作は、円の
連続で重心を移していきます。 ですから、「太極拳」は「動禅・動く禅」とか、
「歩きながらの瞑想」もしくは優雅な「鶴の舞い」ともいわれているのです。
続く 74歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。
Posted by 黑田よしひろ at 10:14
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