2017年11月20日
「放鬆ファンソン」の目的は、「氣」を流すことにある
◇氣功鍛錬のポイントとして、「鬆ショウ」はカラダをリラックスさせる「放鬆ファンソン」
といい、「静セイ」はアタマをリラックスさせる「入静ニュウセイ」といって、この2つの大切さ
を区別し、強調しています。
また、「放鬆ファンソン」の目的は、「経絡ケイラク」というカラダ中を運行する「氣・血・
水の通り道」を改善し、流れを良くすることにあります。力を抜かないと「氣」が流れ
ないといっていることです。
さらに、「鬆腰ソンヨウ」「放鬆ファンソン」腰をゆるめるという意味の言葉があります。
これは、ただ単にリラックスすることではなく、下丹田ゲタンデンが充実した結果、腰の
緊張がほぐれるという感覚です。武術的には余分な力みがなく、丹田に「氣」が集中
され、いつでも攻撃に転じられる状態ということです。
一般的には、リラックスという語が多く使われるのですが、この中国語の「放鬆
ファンソン」というニュアンスがわたしは好きです。少し語尾の上がったような発音が
氣に入っています。「鬆ショウ」という字を分解すると上の部分は「髟」で髪の毛を連想
したふわふわした状態。下の「松」は「松ぼっくりが開いた様子」でゆったりしたもの。
つまり、腰に力を入れて力まないでゆるめる。そして腰を中心にして手首・肘ヒジの
力を抜き、足・脚は「虚」と「実」を意識して動いていくということです。
74歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。
Posted by 黑田よしひろ at 10:07
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