2018年01月12日
3千年前の中国が発祥で、歴史の検証に耐えてきた ②
◇そして、一旦収めた「丹田」から、次には、手・腕・足・脚のゆっくりとした静かな
動きのなかで、「氣・血・水」を体内に循環させ、神経と細胞に刺激を与え、内臓を
マッサージし、手・足の指先までカラダ全体に「川の流れ」のように運んでいくのが
「太極拳」です。中国の戦国時代に「導引ドウイン・吐納トノウ術」から武術として応用・
実践されていったのです。動きのある「動功ドウコウ」と言っています。
その3千年前もの間、「呼吸の仕方」「動き・動作」にもいろんな考え方・方法が
思索され、多くの流派が誕生しました。「太極拳」も、わたしが稽古を積んできた
静かな動きのものもあれば、「武闘派」といわれる今のスポーツのように激しく
動いて競うといったものまであるのです。
わたしは偶然にも、静かな動きの「楊名時太極拳」を選んだのです。それが、
わたしのココロとカラダにしっくりときたのです。 続く
74歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。
Posted by 黑田よしひろ at 09:45
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