2018年05月28日
事例・91歳Mさんの場合 「成年後見人」と「遺言執行人」②
◇その支援させていただいた4年間、時にはホームで昼食を一緒にいただいた
り、また時にはホームを抜け出し、タクシーで寿司を食べに行ったり、Mさんの
お気に入りの喫茶店(開店からの客とのこと)に出向き、おいしいコーヒーを慈しみ
ながら味わっておられる姿がありました。
そのMさん(当時、95歳)が、12月の中頃、緊急に入院されたとの連絡が入り
(いままでも入・退院は何度かあったのですが)、病院に赴いたところ、担当の医師
から「いつ、何があってもおかしくない状況です」。ついては、「Mさんの延命治療は
どうしますか?」と切り出されたのです。
その医師は、事前に遠方にいるMさんのご子息に電話を入れたところ、「しばらく
会っていないので親父の考えが解らない。黒田さんが良く父に会ってくれている
のでまかせる」とのこと。それで、わたしが呼ばれたのです。 続く
75歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。
Posted by 黑田よしひろ at 09:29
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