2018年06月14日
事例・81歳Uさん(女性)の場合・「遺言執行人」と「死後事務の委任契約」③
◇この方とは生前中に、当方からお渡ししましたエンディングノートに細部に
亘って、「事前指示書」としてご記入いただいておりましたので、葬儀・納骨、遺品
整理、金融機関との解約手続きもスムーズに執行させていただきました。
*ここで、再三登場してきたエンディングノートについて説明します。
「人生の幕引き」に際し、あなたが死んだという状態を起点にその後の段取りを
想像してみてください。「死後」あなたになり変わり、ご希望の「指示書」として記述
ください。
イ.お葬式はどんなふうにされたいのか、いくらの予算を考えておられるのか、
懇意な僧侶はおられますか? その方にお願いしますか?
ロ.遺骨はどの墓におさめるのか、墓や仏壇は誰が継ぐのか? 自然葬や散骨
を望まれますか?
ハ.遺品整理と不動産の処分は、どのようにすればよろしいでしょうか?
ニ.各種契約の解約手続きについても、具体的に記述願います。
あなたのご希望通リ執行しますので、詳しくお書きください。 以上
75歳、高齢者・障がい者後見人のブログです。
Posted by 黑田よしひろ at 09:33
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