• 活動内容

2019年06月18日

質問③「任意後見契約」というのは、どういうものか?その2.



 ◇ですから、任意後見監督人が選ばれるまでは、あなたが当然に自分で管理

します。一生、判断能力が衰えなければ任意後見人の出番はありません。

 つまり、この制度は、「備えあれば憂いなし」との考えにもとづくものです(当NPO

法人でも、この契約を3件結んでいましたが、お2人は、「認知症」の診断もなく亡く

なっておられますので、この契約は発効していません)。保険にも似た安心感と言え

ます。 *通常は、「継続的見守り及び財産管理等委任契約」と「任意後見契約」を

同時に結び、あなたの判断能力低下前は「任意後見契約」による任意後見人として

後見業務をおこないます。 *「後見」とは、契約内容や財産管理のサポートのみ

ならず、本人の心のケアを含む見守り・生活支援をさせていただくことと、心がけて

います。     76歳、高齢者・障がい者後見人のブログです


同じカテゴリー(ブログ)の記事画像
倍増する認知症に漢方サプリメントを作られたメーカーのご紹介
NHKあさイチの成年後見人特集を拝見して
91歳、Mさんの場合・後見人と遺言執行人の契約について その4
91歳、Mさんの場合・後見人と遺言執行人の契約について その3
91歳、Mさんの場合・後見人と遺言執行人の契約について その2
91歳、Mさんの場合・後見人と遺言執行人の契約について その1
同じカテゴリー(ブログ)の記事
 ❖エンディングノートはお守り代わり・その3. (2024-11-23 10:29)
 ❖エンディングノートはお守り代わり・その2. (2024-11-16 10:26)
 ❖エンディングノートはお守り代わり・その1. (2024-11-10 09:09)
 ❖認知症になる前に契約する「任意後見人」④ (2024-11-02 15:06)
 ❖認知症になる前に契約する「任意後見人」③ (2024-10-26 14:24)
 ❖認知症になる前に契約する「任意後見人」② (2024-10-19 09:17)
Posted by 黑田よしひろ at 10:05 │ブログ