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2019年11月14日

「アルツハイマー型認知症の方への接し方」 その2.


 ◇前回は、接し方・話しかけ方について説明しました。ここからは、アルツハイマー型

認知症の方の症状についてです。 ●同じことを言う。 ・近時記憶障害から出現する

行動 ・繰り返し言うことで確認している? ・不安感からかまってほしい? ・「さっきも

それ言ったよ。」→ 本人が「何か注意された」と思って不快に思うことが多い。

●同じことを言う。 →話を聞いて安心感を与える。話をそらす(何か別のことをさせる)
 
 ・「同じことを言われても毎回始めて聞いたかのような対応をする」→ 対応する側が

疲れる。

・家族は認知症の人が何十回も同じことを聞いてきて、理解できなくなってきても、毎回

にこやかに対応できるでしょうか。私がかって行った臨床観察からは、どんなに熟練した

「聞き手」であっても、同じことを”5回以上”聞かれると過剰なストレスになって、ケアする

家族の心が疲弊してしまうことがわかりました。「たったの5回で?」と思う方も多いで

しょう。ケアする日々の中では、何十回も同じことを聞き返されながら耐えている家族も

いるのですから。→ 「それを言うの、5回目ですよ」と言ってもよい。 と、あります。

    76歳、高齢者・障がい者後見人のブログです


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Posted by 黑田よしひろ at 10:05 │ブログ