2019年11月25日
「認知症予防とまちづくり」 その1.
◇続いて、大阪市立弘済院附属病院 副病院長 認知症疾患医療
センター長 中西亜紀氏の講演よりご紹介します。テーマは「認知症予防とまちづくり」
です。 冒頭に、厚生労働省からの発表による「認知症施策推進5カ年計画 オレンジ
プラン(2013~2017)」につき、提示されました。
1.標準的な認知症ケアパスの作成・普及 調査研究→市町村で推進→介護保険事業
計画に反映 2.早期診断・早期対応 認知症初期集中支援チーム創設、早期診断を
担う医療機関の充実等 3.地域での生活を支える医療サービスの構築 認知症の
薬物使用に関するガイドライン策定、精神科病院に入院が必要な状態像の明確化、
「退院支援・地域連携クチティカルパス」の作成等 4.地域での生活を支える介護
サービスの構築 認知症の人が可能な限り住み慣れた地域で生活を続けていくために、
必要な介護サービスを整備 5.地域での日常生活・家族の支援強化 認知地域支援
推進員の普及、認知症サポーターの養成、市民後見人の養成、本人家族支援 6.
若年性認知症施策の強化 支援ハンドブックの作成、若年性認知症の人の意見交換会
実施自治体の増加 7.医療・介護サービスを担う人材の育成 認知症ケアモデル策定、
認知症介護関連研修、一般病院勤務の医療従事者に対する対応力向上研修 以上
76歳、高齢者・障がい者後見人のブログです
Posted by 黑田よしひろ at 10:13
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