2020年06月25日
コロナ状況下、「いまこそ、家で読書をしよう!」その10.
◇この一冊もぜひ紹介したい! すでにお読みになった方もおられるかと思います
が、『茶聖』著者・伊東潤さんという方の作品。 タイトルを見た時、「?]との思い。
誰のことかと一瞬考えた。そうか、「Sen no Rikyu 千利休」のことだったのです。
少しは知識もあったが、その人間像は良く知りえていなかった。この本の帯文にこうある。
『真の芸術家か、戦国最大のフィクサーか--。「茶の湯」という一大文化を完成させ、
天下人・豊臣秀吉の側近くに仕えた千利休 その謎めいた心根と切腹の真相に迫る
歴史大河ロマン。 戦場はたった二畳の茶室--。「茶の湯」が、能、連歌、書画、奏楽
といった競合する文化を圧倒し、戦国動乱期の武将たちを魅了した理由はどこにあった
のか。利休は何を目指し、何を企んでいたのか。 秀吉とはどのような関係で、いかなる
確執が生まれていったのか。 限られた空間で繰り広げられる、天下をも左右する緊
迫の心理戦。信長、秀吉、家康・・・死と隣り合わせで生きる武将たちとの熱き人間ドラマ。
斬新な発想と大胆な歴史解釈。 と、あります。
書店でこの帯文を読みただちに購入。一言一句を噛み締め、時には、絶句し、涙が流
れ、一気に、しかもじっくりと読み通した。 ”これほど優れた帯文は無い!” 続く
77歳、高齢者・障がい者後見人のブログです
Posted by 黑田よしひろ at 16:55
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