2020年09月08日
「こんな話、聞いていただけますか?」 その9.
◇とは言え、頑張る・緊張するのは禁物です。むしろ、リラックスして心を空っぽ
にしてください。この空間に浸ってみる感覚で結構です。”心もカラダもまあ~るく、
柔らか~く”です。なぜならば、この「氣功+太極拳」教室に参加される方には、
手術後のリハビリにと通ってこられる方や、「心身症」の方も見受けられるからで
す。仕事上での過大なノルマに、心とカラダが悲鳴を上げ、職場で血を吐いて倒
れたという方や、諸々のストレスを解消し、なおかつ健康になりたいといった方々
が、少なからず参加しておられることでも解ります(小生も、うつ病から回復した
いと念じていたのです。これも、動機の一つでした)。
小生は、この「氣功+太極拳」の稽古のお蔭げで、なんとか元氣になり、その後、
或る知的障害者センターに月2回・10年間通い、ご指導してきました(少しでも、
彼ら・彼女らにカラダを動かすことの大事さを伝えてきました)。
また、昨年の話しですが、余命半年と医者に宣告された中年の女性に、懇願
され、3度「氣功+太極拳」の個人指導をしたこともあります。その方と終末期の
心得(こころえ)みたいなことも話したことがあります。
そんなことも少しは影響したのだろうか、後顧の憂いもなく、達観された「安心
立命」の心境と雰囲気を残して、医者の宣告通り、半年後にお亡くなりになられ
ました。 死に顔が、とても美しくあられました。
77歳、高齢者・障がい者後見人のブログです
Posted by 黑田よしひろ at 10:29
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