2021年05月08日
『生き活きシニア養生・呼吸道場』開講!第6回
では、今回は「養生ようじょう」について説明させていただきます。
養生とは、イ.生命いのちのエネルギーを養うこと。ロ.充実した人生をおくる
ために養生すること。目標は、「G・N・P=元氣で、長生き、ポックリと」です。
➀「心の養生」は、生命いのちを大事にする生き方。治療より予防(養生)の
時代が始まっている。しかも、「守りの養生」から「攻めの養生」に。そして、
人は病氣をするものだ。人は必ず死ぬといった諦観ていかんも大事。
心がけ、心構え、心のあり方、覚悟、孤独、人生観、死生観、といったもの。
その「心」の修養と自立を考えずに、単なるカラダの健康のみを求めても、その
効果と成果は片寄ったものとなるでしょう。
②「食の養生」は、食事は元氣の源泉です。新鮮で旬のものを食する。氣を入
れて調理をし、感謝とともに味わう。地の氣を摂り入れる食事、「医食同源」の
心得こころえを日常生活のなかで活かす。地産地消がいいようです。「食前
キャベツ」や「長生きみそ汁」がいいらしい。「食時五観之偈」を唱えるとなお
いいですよ。
③「氣の養生」とは、病氣を予防し、介護の世話にならないために、「静かな・
頑張らない運動[医療体術]」の実践を生活習慣とする。「天・地の氣」を摂り
入れ、免疫力(病氣にならない力)・自然治癒力(自分で治す力)を高め、相手
を活かして自分を活かす--自利にして他利の「養生道」を目指す。 続く
78歳、高齢者・障がい者後見人のブログです
Posted by 黑田よしひろ at 10:40
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