2021年07月17日
『生き活き・呼吸道場』6時間目:続「気功的人間になりませんか」より
◇前回からの続き:気功の最たる特徴は、丹田と呼ばれる臍下セイカの空間を
意識した呼吸です。丹田とは、大脳や心臓といった特定の臓器と違って、体内に
広がる空間の呼称です。古代中国の人たちは、生命の源を臓器ではなく、空間
そのものと想定したのです。
私は気功に取り組み、丹田を意識して呼吸するにつれ、身体とは臓器の寄せ集
めではなく生命あふれる空間であることを、強く実感するようになりました。私は
その空間のことを、生命場・イノチバと呼んでいます。
また、さらに気功に励むうち、私は身体を芯からリラックスさせ、丹田さえ意識
しない境地に達することができました。そして、私の身体という生命場は決して
私個人で完結しているのではなく、呼吸や食物を通して他人や身の周りの自然
や地球と深く交流していることを体感するようになりました。
『気功的人間になりませんか』-ガン専門医が見た理想的なライフスタイル
著者・帯津良一 風雲舎より
余話:何を隠そう、わたし(黒田)の余生ではない「熟生」の理想の妙好人ミョウコウジン
は、"虚飾を捨て、ありのままに生きる"一休さん・良寛さんです。このお2人は、名誉・
肩書を捨て(わたしには、もともと有りませんが・・)、子どもと遊び、「老いらくの恋」に
浸られたからです。ですから、もっともっと稽古を積まねばナリマセン。
もっともっと「心とカラダを柔らかく・しなやかに養う」を心がけねばならないと、静か
にゆっくりと「いい氣」を練り、他者に「幸せ」を伝播したいと日夜奮闘しております
(笑い)。
78歳、高齢者・障がい者後見人のブログです
Posted by 黑田よしひろ at 10:36
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