2021年11月27日
『"いい呼吸"・呼吸道場』第2講 「老化は呼吸からはじまっている」
❖考えてもみてください。わたしたちは1分間に約15回、1日に約2万回、1年に
約730万回も空気(酸素)を出し入れしているというのです。片時も休むことなく空
気中の[酸素を含む宇宙・大自然のエネルギー] を体内に摂り込み、食事による
栄養素を燃焼させて生きる力に変えているのです。しかも、ほとんど無意識にです。
この「空気の出し入れ」を一生にわたって続けているわけですね。そこで大事な
ことをお伝えしますと、「呼吸する力は歳とともに衰える」ということを。
じつは、40代、50代の比較的に若いうちから、少しずつじわじわと低下してきて
いるといわれています。呼吸機能は年々着実に衰えている。
それは、➀呼吸筋と肺の老朽化 ②姿勢の悪さ ③「息・呼吸」への理解の無さ
と愛情・感謝のなさでしょう。と、わたしは考えています。 そこで、本当に大事なこと
は、「いい呼吸」であり、「呼吸を伴う軽い運動」です。
"呼吸筋を鍛えれば、寿命は10年延びる"とも言われています。それは、呼吸が
心とカラダをコントロールしているからです。自らの心とカラダを「いい呼吸」でもって、
コントロールすることが可能なのです。
わたしは、ただ長生きをしたいからではなく、健康寿命といって、できるなら介護の
世話になりたくないと考え、がんやうつ病・認知症の予防にもなり、一日一日を自ら
が少しの努力を心がけているだけですがね・・。それが、「いい呼吸」の稽古です。
78歳、高齢者・障がい者後見人のブログです
Posted by 黑田よしひろ at 11:05
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