2023年07月08日
新・終活レッスン・番外編 その5.
◇”たったひとりしかない自分を、たった一度しかない一生を、ほんとうに生かさ
なかったら、人間、生まれてきたかいがないじゃないか” 山本有三の小説
『路傍の石』で、悪さをした主人公を教師がさとす言葉だ。 と、新聞の記事に
あった。 80歳になるわたしが、”そうだよな”と深くうなづく瞬間でした。
このところ、わたしは「新・終活セミナー」を各所で開催しています。旧来の
「終活」は、葬儀会社が展開したこともあって、少し暗いイメージがありました。
「終末期」の意思表示としてエンディングノートを書きましょう。葬儀の予約を
しておきましょう・・・。遺族が困らないように、生前に準備・用意しておきましょ
う・・・。と、確かに大事なことではあります。
が、わたしとしましては、むしろ終末期に至るまでの「心がけ・心構え・覚悟
・生き方」といったものをこのセミナーでは強調しています。 「老化」ではなく、
「朗化」の気分とし、「高齢者」ではなく「幸齢者」でありたいと望むところなの
です。そして、なお成長し、成熟し、今をイキイキと生きるための「終活」としたい
のです。 続く
80歳、「新・終活」アドバイザー兼NPO法人高齢者・障がい者後見人
のブログです
Posted by 黑田よしひろ at 11:30
│ブログ