2023年12月09日
シニアの心得:『気高く生きる100の知恵』「100活」その10.
❖009 先人たちの書をひもとくことで死生観を磨く 人はだれもが、いつの日
か死を迎える。そこに一切の例外はなく、その意味では死の訪れほど平等な
ものはない。死を前提としてどう生きていくか。そこに一人ひとりの生き様が
表れるのだが、その死と生に対する考え方を「死生観」という。
死と生の考えに基づいた人生観でもある。死生観を育ハグクむにあたって、
多くの人は書物からの影響を深く受けているようだ。
鴨長明『方丈記』と貝原益軒『養生訓』を挙げる。中村仁一『大往生したけ
りゃ医療とかかわるな』と矢作直樹『「自然死」のすすめ』。いずれも穏やかな
自然死を迎えるためのヒントが書かれている。
❖011 退職してからも体力がある限り仕事を続ける 「自身の専門知識や
技術を、仕事を通じて提供し、社会の役に立ちたい」「仕事を介して人との
接点を築いていたい」とアンケートに多い。微力ながらも誰かの役に立って
いるという実感さえ持てていれば、自分の存在に対する自信にもつながる
だろう。
80歳、高齢者・障がい者後見人の会と、「100活」メッセンジャーのブログです
Posted by 黑田よしひろ at 09:19
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